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Y高まとめやつ

ご自由にお使い下さい

めっちゃ寒い。

メンヘラ
僕は気づいてしまった。

このたった一日ばかりの違いに気づくまではその日は未だ終着点の見えない僕の未来の一つの着地点であり、希望だった。
こんなに期待してたのは僕だけなんだろうケド。



吐く息が白い。この冬一番の大寒波だと今朝のニュースでいっていた気がする。声を発したら割れてしまうんじゃないかと思うほど、冬の空気は冷たくて、それでいて張り詰めていた。

「もう1日だけはやくしてたら」

そんなことを考えながら冬の夜を歩く。アスファルトの上の雪は、誰かが既に踏みしめたからだろうか、思っていたよりも硬い。
僕の運命もこうやって誰かに踏みしめられ固められているのだろうか。だとしたら、そいつは全く陰湿で嫌なやつだ。



それから、どのくらい歩いただろうか。
しんしんと降り積もる雪と突き刺すような風ににすっかり体も冷えてしまった。指先なんかはもはや寒いのかどうかすらもわからない。
そろそろ帰ろうか、そう思い、ふと真っ黒な空を見上げると、いつものことなのに無性に一人が寂しくなってきた。


「うああぁぁあああああ!!!!!!!!いでゆきとラーメンたべたかったんじゃぁぁぁあぁああ!!!!!!!!いでゆぎいいいいいいい!!!!!」


そんな絶叫が彼に届くはずもなく、ただただ真っ黒な闇に吸い込まれていく。


こんなにも冷たい夜なのに
瞼の裏だけがなぜかとっても熱かった。